2017夏休み③

mic

2017年08月20日 14:29

倉吉というところ。



「暮らし良い街、倉吉」 がキャッチフレーズ?

と、県外者から言われたことありますけど、正直知りません (笑)。

「そうそう!」 とかっててきとうに答えてるけど、、26歳まで住んでて聞いたことなかった。

何もないと思われてても、掘り下げれば意外と歴史はあったりするもので、

倉吉には大阪淀屋橋と深い関係にあるんです。

大阪淀屋という江戸時代の豪商のお話。

詳細は割愛しますけど、大阪に米市場を開いて米相場ができたのは、

淀屋が起源。後、米だけでなく海産物や野菜など広く取引が行われ、

大阪に全国から食料が集まるようになり天下の台所って言われらしい。

さすが商人ならではですが、米切手という、今でいう小切手や手形のような

※昔はお米にお金のような価値があったわけです。

証券を発券して、現物取引だけでなく先物も扱われるようになったとか。

淀屋は金がありすぎて全国の諸大名に貸し付けを行い

今でいう銀行業もやっていくについれて、財が財を成す仕組みを構築していきました。

それにともない、大名だけでなく資金繰りに窮した幕府にも

目を付けれられてしまい、御取り潰し(強制解散)になったそうです。

罪名は、贅沢罪とか・・・。しかも事後法で裁くという・・・。

今の貨幣価値からすると、総資産は200~300兆らしいです。

世界一の大金持ちですよ、これは。正直この額は眉唾物ですけど。。。

その淀屋が土佐堀川を越えた先の米蔵に行くのに、橋を架けました。

勿論、私財で。淀屋が架けた橋を、”淀屋橋”といって今でも残ってます。

※因みに、初代淀屋当主の岡本与三郎常安の名前から、常安橋もあります。

しかも、大阪のビジネス街は、淀屋橋なんですよね。

商売の街も淀屋が残した遺産かもしれませんね。

その淀屋と倉吉の関係は、御取り潰しになってからの事。



淀屋はその財力と共に多くの人脈もありましたから、

取り潰しになる前にその情報を得ていました。

淀屋の当主は、全てを没収される前に番頭の牧田仁右衛門に

資産を渡し、淀屋再興を託しました。

牧田の地元が、倉吉です。

牧田は暖簾分けを受けたわけですが、淀屋という名を前面には出せませんし、

以前のような商売ができるわけでもなく、全く異なる試みを始めました。

それは農具の販売ですが、千歯こきといった中学の歴史教科書にも

でてくるようなものです。




見たことあるでしょ!!?

えっ!これ、倉吉の鍛冶屋が作ってたんだ!!

と、驚嘆します。



さすが豪商淀屋の番頭をやっていただけはあります。

商才のあった牧田家はこれまたぐんぐんと財を成していき、

幕末8代まで続いていくことになります。まさに淀屋再興の礎を築いたといえる

牧田家ですが、幕末以降のお話はありません。

その時期は明治維新真っただ中、あの坂本龍馬や薩長の藩士が

討幕を目指していた頃です。

淀屋は、幕府に取り潰された豪商。この時、憎き幕府が薩長に押されている。

当時の武力は戦国時代とは大きく変革し、西洋の武器が騎馬に勝る時代。

その貿易を行っていたのが龍馬をはじめとする亀山社中達です。

いち脱藩藩士がいくら人脈があってもどうやってそんな資金を調達するのか?

もしかしたら、討幕の利害が一致した淀屋が資金提供していたのではという。

結果的に、大政奉還から明治維新を経て見事、討幕を達成した事実はあります。

全く根拠がないけど、淀屋が討幕にお金を提供していたと考えるのは

無理ではない理屈です。そのように想像するのも歴史の面白みかもしれません。

旧牧田家は今でも白壁土蔵群辺りに観光名所として残ってますので、

興味ある方は是非。



白壁土蔵群                         牧田家




倉吉は昨年大きな地震に見舞われました。

幸い、身内に人的被害はなかったですが、家は大変なことになってました。


スライド扉は脱輪し、壁は剥離して土が粉を吹いてます。



街は落ち着いていますが、まだ未修理の瓦屋根にはブルーシートが

張ってあります。お墓も一度倒壊したのでしょう、傷だらけ。

それを見ると、ほんと皆が無事ってことだけで良かったと思います。





ようやく本題に入ります (笑)。

3年ぶりくらいに避暑バス釣り地へ行ってきました。

毎回50upという場所なんですが、、、、なんと、釣り禁に・・・。。。

8月中頃でその日は朝10時で気温23℃。気温は超涼しく、心は冷たくなりました。。。

気を取り直して、中部へ移動。

中部には誰もが知る池があります。大きい池なので湖という表現をすることもありますが。

雄大な汽水域で、魚種豊富。シーバス、雷魚、ナマズ、バスと経験があります。

9:0.4:0.5:0.1くらいの比率ですけど、これは釣果比率であって

狙い方を構築すればすべてメインターゲットになると思ってます。


 

水路、本湖のリップラップと2時間程度ラン&ガンをしてました。

超絶久しぶりぶりの雷魚のチェイスを拝んでしゅうりょーーー。


最近家を購入したとんくんの家でBBQ




最近はUターンしてくる友人が増え、また集まれるようになってきました。

これがたまらなく嬉しいのですが、真剣にどこに家を構えるか悩まされます。

10年先には、鳥取から東京通勤とかできるかも?

超高速度交通機関ができたら鳥取に決めるのに (笑)。

ま、リニアですらまだ名古屋までだから、無理だけど。

悩むな・・・。



おわり


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